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三味線とか民謡にはとても興味があるのに、
弟子入りとか家元とかなんか仰々しくて・・
もっと気軽に体験できないんでしょうかね?
先日、おけいこが終わってから、ある方に言われた言葉です。
とにかく三味線や民謡の世界というのは、しきたり、弟子、家元、師匠・・・、などなどとてつもなく体質が古いイメージがあります。
私はもう30年以上もこの世界にどっぷりとつかっていますから、完全に慣れ切っていたのですが、そのように指摘されて初めてハッとしたのです。
特に最近は、地域の子供たちに三味線や民謡という文化を伝えていきたいと思って、ボランティアで教え始めたことで、改めて私たちの常識が、世間一般の非常識になっているということも逆に教えてもらいました。
三味線や民謡には私はずっと慣れ親しみ、本当に素晴らしいものだと思っていますが、体質が古いというだけのことで敷居が高くなってしまい“やりたいけど、やれない”という方に少しでも体験をしてみて欲しいなと思ってこのホームページを作りました。
しきたりや伝統とか文化とかいう前にこの素晴らしいものにちょっとでも触れていただければ、と思っています。
私は大阪の四條畷で三味線・民謡を30年以上にわたって指導している、山口久美子と申します。
30年以上も前の話にはなりますが、私も元々三味線・民謡には興味があって、いつかやろうと思っていたのですが、結婚で四條畷に嫁いできたときにたまたま近くで藤本流師範の藤本春駒師匠が教室をされていたので、思い切って入門することにしました。
やってみると想像よりもはるかに面白く、私の息子や娘が受験勉強をしているときであっても自宅でお構いなしに三味線を弾きまくって、今思えばだいぶ迷惑もかけていたようです・・。
そんなこともあり、昭和54年に「藤本春玖美」という芸名をいただいて、翌55年には師範の検定に合格、平成15年には総師範になり、いまだに向上心旺盛に鍛錬を続けています。
もう30年以上も続けているわけですが、本当に奥が深く、魅力がつきません。
ですから、子供たちにもこの素晴らしい文化を伝えていきたいと思って、地元の子供たちに対しての教室を平成19年からボランティアで始めました。
子供たちの吸収力、成長力には本当に驚かされっぱなしで、私としても本当に勉強になる体験ができ、このボランティア教室はまだまだ続けていきたいなと思っています。
生徒である子供たちとそのお母さんに教えられたこと・・
子供たちの純粋な意見にも驚かされますが、付き添いで見学に来られているお母さん方とお話しすることもとても勉強になっています。
「うちの子があんなに楽しそうにやっているのを見ると、私たちもちょっとやりたくなってきますね。でも、しきたりとか、そんなことを考えるとなかなかねぇ・・・」
と言われて、どっぷりこの世界につかりすぎていた私には、そういうことが気になるんだな、と改めて反省しました。
あなたもひょっとするとこんな風に思っておられるのではないでしょうか?
- おけいこの月謝以外にも、贈り物やお金を包む風習とか
かなりのお金が実際にはかかるんじゃないのか?
- 弟子同士もやたらと濃い人間関係があって、上下関係や、
おけいこでのしきたりとかが複雑で三味線・民謡をやる以前に
いろいろなことを厳しく指導されそう・・
- おけいこの間はずっと正座で、土下座もしまくっているのでは
ないだろうか?
- 全くの素人で何も知識がないけれども、それでも優しく
教えてもらえるのか?
- 教えてもらいたいけれども、高齢なのでできるのか心配
一部そのようなご心配の通りの教室もあるかもしれませんし、伝統的な文化なので、
一般的には古風な礼儀作法がかかわることもあるかもしれません。
ただ、そんなしきたりうんぬんよりも、ぜひこの素晴らしい文化をもっと気軽に体験してもらいたいのです。
ですから、当教室では真剣にやりたい人から、ちょっと興味があるという人まで、様々な人に対応できるように、いろいろなクラスを設けています。
詳しくは左のメニューの教室案内を見てください。
また、できるだけ気軽に体験をしていただきたいので、三味線の貸出レッスンも行なっています。いきなり高価な三味線を買うなんてとてもできないでしょうから、ご遠慮なく言ってくださいね。
ただ、そうは言ってもすごく不安だと思います・・
ちょっと興味があるということであっても、なかなかいきなりお電話しにくいと思います。
ですから、私の携帯の番号を書いておきますので、まずはちょっとした質問・疑問でもかまいませんから、遠慮なくご相談してみて下さい。
ただ、携帯の番号なのでできる限り出ますが、おけいこ中などで出られないときもありますので、その場合は留守電にメッセージでも入れておいていただければ折り返し致しますね。
ご相談、ご質問はこちらから
TEL 090-3846-1489
大阪府四條畷市砂2-13-15
藤本春玖美(山口久美子)